身体の全機能を最大限に働かせる、1番理想的な生活のサイクルは、朝は日の出で起床して、日中は日光をタップリ浴び、夜は日の入りに合わせて就寝することです。
これは、人間の身体が日光を基準にしていて、身体の機能を最大限に引き出す体内時計の調節にも良いと言われて、超一流のアスリートで部屋に一切カーテンを設けないという方もいるそうです。
ただ、普通に学校や職場に行って、色々な人間関係がある方などは、ここまで究極に近いことはできません。
しかし、自分に可能な範囲で健康面や美容面にも良い生活習慣を取り入れることは可能です。
一度に全てを実行されるのは難しいですが、少しずつでも生活習慣として取りいれてください。
規則正しい食生活
食生活は、バランス良く食物繊維や腸内の善玉菌を増やす効果のある食べ物を摂るようにします。
特に、食事の量が少ない方、偏食の傾向がある方、朝食を食べない方は注意が必要です。
また、痙攣（けいれん）性便秘になってる場合は、不溶性食物繊維の摂り過ぎはダメですが、一般的な量ならば問題はありません。
朝食を食べる時間のない方は、フルーツ、きなこドリンク、ヨーグルトなどを摂取しましょう。
食事で飲食物を腸内に入れると普通に腸が刺激され、排便を促してくれるので、食後にトイレに行きたくなるという方は多いはずです。
そして、規則正しい食生活を送ることは、次項で解説致します『排便のリズム』を整えるのに、とても重要なこととして関連します。
朝食後のトイレなど排便のリズム
そして、便秘の解消や予防には、シッカリと食事を摂って、排便リズムを整えることが大切です。
本来、毎日同じ時間に便意を感じるのが理想的で、そのためには、便意を感じた時、なるべくトイレに行くことを我慢しないことです。
トイレに行くことを5分先延ばしするだけで、便意が収まってしまうことが多いのです。
こうしたトイレを我慢する習慣を繰り返していると、直腸性便秘を誘発してしまいます。
便意を感じても数分で収まることも少なくないので、できれば便意を感じた時にトイレに行き、排便のリズムを整えてください。
これも次項で解説致しますが、わたし達の身体は就寝中に内臓機能が活発に働いて、就寝の前に食べた夕食も含めて、その日１日に食べた物の多くは、就寝中に消化吸収されます。
そして、もう１つの内臓機能の重要な働きとしては、就寝中に消化吸収された食べ物の老廃物である便が作られ『規則正しい食生活』でも説明しましたが、朝食を食べることが刺激となって、大腸の大蠕動が起こり自然な排便が促されます。
そのため、便秘の悩みがなく最低でも1日1回排便できている方の大半は朝食後のトイレであり、また、1日に複数回トイレに行くことがある方も、最も多く便が排出されるのも朝食後のトイレと言われています。
ストレスを蓄積させず適度に解消
ストレスが溜まると自律神経が乱れることで、痙攣（けいれん）性便秘になりやすくなります。
ストレス解消のためには、質の良い睡眠や適度な運動などが役立ち、医学的にストレスとは脳が感じ取るものとされ、脳が疲れている状態が長く続いては良くありません。
このように、普段からストレスを感じ続けている状態は、自律神経の交感神経だけ働き続けて、バランスを崩してしまうためです。
そして、睡眠中など気持ちがリラックスしている状態は、が優先されて胃腸の調子も整えるのですが、睡眠時間が少ない方の場合、交感神経だけが休むことなく働き続けてしまい、これが、さらなるストレスを誘発してしまいます。
ストレスの解消や蓄積を防ぐためにも、1日7時間くらいの睡眠時間が欲しいところです。
毎日できる範囲での運動習慣
便秘解消や予防に良い運動は、おなかのマッサージ・腹筋運動・ウォーキングなど簡単に行える運動で良いのです。
適度な運動で筋力を鍛えることは、弛緩（しかん）性便秘の解消や予防の効果があります。
運動で腸の動きを活性させれば、便意を感じやすくなるだけでなく、便量を増やすための食欲やストレス解消する効果や身体に適度な疲労負荷で、良質な深い睡眠を得ることもできます。
いきなり身体を酷使するような激しい運動ではなく、簡単なことを1日20～30分位を目安にして始める方が継続をさせやすいです。
そして、この運動習慣はこれまでの規則正しい食生活・排便のリズム・ストレス解消などの源になるだけでなく、ダイエットで便秘になる方の予防にもなります。
そのため、毎日の生活が忙しい方でも『なるべく階段を使う』『バス停１つ分だけ歩く』など、チョットした工夫を取り入れて、身体を動かすようにしてください。
以上の点を生活習慣で意識しながらも、便秘解消サプリメント・オリゴ糖食品・便秘解消茶など
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