大腸の健康状態大腸の健康状態と密接に関連してるのが、腸内で栄養吸収が終わって、残ってる老廃物などを便として体外に排出させる働きをしている大腸の蠕動(ぜんどう)運動です。

そして、大腸が不健康な状態だと、蠕動運動が乱れてしまい便秘や下痢などの症状として表れてしまいます。

わたし達が物を食べて、回腸での栄養の吸収を終えた液状、または泥状の内容物は、回盲弁を通って盲腸に送られます。

次に、上行結腸、横行結腸、下行結腸を通過するうちに、水分やミネラルを腸壁に吸収されて、固形化していきます。

この時、大腸内で色々な動きによって、排泄される老廃物を肛門まで運ぶのですが、その1つに蠕動運動があり、蠕動運動の働きが低下することは慢性的な便秘にも直結してしまいます。

蠕動運動と筋肉の働き

蠕動運動とは、腸管の筋肉が収縮することによって、内容物を輸送する運動のことです。

また大腸全体には、1日数回程度、横行結腸あたりからS状結腸まで、内容物を一掃するような強い蠕動運動が発生し、これを大蠕動といいます。

そして、この大蠕動の働きで便は直腸内に入り、直腸の壁にこれらの圧力を感じることにより、刺激が脳に伝わって便意を催すのです。

しかし、運動不足などで身体の筋力が低下すると、それに合わせて大蠕動を引き起こす力も弱くなってしまいます。

これは、あまり身体を動かせない、妊婦さんの便秘原因や寝たきりの高齢者の便秘原因に多い、弛緩性便秘の状態になってしまいます。

刺激を与えて大蠕動を起こす方法と便秘との関連

そして、大蠕動には、胃大腸反射というのが大きく関わっています。

特に、朝の空腹時に胃に食べ物が入ることで刺激となり、反射的に大腸の大蠕動が起こり便意を催す仕組みです。

たとえば、朝食を食べた後、人それぞれに個人差はありますが、おおよそ10~20分後に便意を感じることが多いと思いますが、この働きも朝食を食べることで胃大腸反射が起こり、それが大蠕動に繋がります。

ほかにも、朝起きてすぐに冷たい水を飲むと便秘解消の即効性が高くなるという話を聴かれますが、これも、胃大腸反射の作用を利用した効果です。

ただ、精神的なストレスなどが原因で、大腸が痙攣している痙攣性便秘の状態では、このように大腸などに刺激を与えることは逆効果になることもあるので、注意が必要です。

通常、朝に便意を感じた時、すぐトイレへ行くことでスムーズに排泄ができます。

しかし、朝の身支度で忙しいなどの理由で我慢してしまうと、この反射や大脳から送られてくる便意が鈍くなり便秘になってしまいます。

このように、便意を我慢し続けることで起きるのが直腸性便秘で、特に学校でトイレに行くことを気にしてしまう小学生の男の子に多い便秘でもあります。

極端な蠕動運動で表れる症状

蠕動運動が少なくなり、腸に内容物が留まる時間が長くなると、便からの水分吸収が多くなって腸内の便が硬くなり、慢性的な便秘を引き起こします。

逆に、何らかの原因により蠕動運動が働きすぎてしまうと、あまり、便から水分が吸収されない状態で排泄される下痢の状態になってしまいます。

蠕動運動などの腸の動きは、腸音として聴診器でも確認できます。

また、腸音はグル音とも呼ばれ、内容物がガスを伴って移動するときに発生する音です。

腸内のガスも排便時やオナラなどで適度に排出されていれば問題ありませんが、便秘で腸内に溜まっているガスはインドール、スカトール、アンモニア、硫化水素などの有害な物質を含む腐敗ガスと呼ばれるものになります。

このような腐敗ガスは腸壁から吸収されることで血液にも混ざり、その血液が全身を巡ることで口臭の原因体臭の原因、ほかにも肌荒れの原因など美容面の総合的な悪影響だけでなく、さらには健康面で色々な悪影響を引き起こしてしまいます。

聴診器で大腸の音を確認病院の診察や健康診断で、問診の後、医師が最初に聴診器で確認するのは、心臓の鼓動状態などを確認するのと同時に、現症状として表れている要因が、大腸などに起因してないかを確認するためです。

腸音にも、それぞれ個人差はありますが、おおよそ1分間に5~15回程度の回数で発生して、不規則でゴボゴボした音です。

便秘の場合は、音が弱いか、鳴る回数が減ります。

逆に、下痢では、大きい音がしたり、鳴る回数も増えます。

蠕動運動は、自律神経に支配され自分で意識的にコントロールすることはできません。

自律神経に影響を受けやすい蠕動運動

自律神経には交感神経副交感神経があり、両者がバランスを保ちながら働いています。

腸の場合は、睡眠中や心身がリラックスしている状態になると、副交感神経が優位に働くため、腸の蠕動運動が活発になります。

逆に、精神的な緊張状態が持続するなど、交感神経が優位になると、腸の動きが悪くなる特徴があります。

そして、ストレスの蓄積や睡眠時間が少なさ、栄養のバランスが偏るなどの生活習慣の乱れが、大腸を含む消化器官に影響しやすいのは、そのためです。

このように、色々な要因で排便の働きに直結する大腸の蠕動運動が乱れると、便秘や下痢などの症状が表れてしまいます。

そのため、便秘解消や下痢の予防をするには、まず、大腸の蠕動運動が整う環境になるように、規則正しい生活習慣を送ることが重要になってきます。



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