冬太りを毎年のように実感している方も少なくないようですが、それと同じように冬になるとなぜか便秘気味になりやすいという方も同じくらい多く存在します。
冬太り、正月太りとも言われている寒い季節の肥満と便秘には、いったいどのような関係があるのでしょうか。
冬太りの場合、肥満と便秘が影響し合うというよりも、どちらも同じようなことが原因になって冬に起こりやすくなるということが言えますので、どちらも同時に悩まされる方が多いのです。
その原因の1つとして考えられるのが運動不足です。
冬になると、寒さによってなかなか活動的になれないですよね。
それまでは日常的に自然にできていたことでも、気温が下がってくるとなかなかやる気になれません。
休日に外で過ごしていた方も、今日は寒いから家の中で過ごそう、ということになりやすいですし、こたつでゴロゴロすることが習慣になってしまったり、できるだけ暖かい場所に留まるという方が多いでしょう。
こういった理由で運動不足になると、肥満はもちろん便秘にもなりやすくなります。
こういう状態を防ぐには、冬でも家の中で簡単にできる便秘解消やダイエットの効果に繋がる簡単な運動を習慣的に取り入れましょう。
また、寒いので水分摂取量に関しても意識していないと減ってしまいます。
汗をかく機会が減るので自然なことかもしれませんが、全体的に1日に理想とされる水分摂取量が足りていない場合は、腸内の老廃物である便を柔らかくするための水分が減ることで便秘にもなるので、冬でも水分摂取を気をつける必要があります。
さらに、内臓脂肪や皮下脂肪を燃焼させる身体の代謝機能が悪くなることで冬太りを加速させる一因にもなってしまいます。
このように、肥満と便秘が関わり合うというよりは、同じようなことが原因となって併発してしまう場合が多いということになります。