むくみ(浮腫)は、皮下組織に水分が貯留して身体の表面が膨らんで見える状態です。
そして、健康なお通じの人と比べて頻繁に慢性便秘になる人の方に、むくみの症状は多く表れます。
よく、脂肪が増えたことの『太った影響かもしれない』などと勘違をされてしまう場合があります。
しかし、普通の脂肪は、指を押してた後に離して元に戻りますが、むくみの場合では、ふくらはぎや足の甲に指を押しつけて離しても、指の痕が残ってしまいます。
また、食事量はいつもと変わらないにも関わらず、体重が数日で急激に増えてしまいます。
そして、ふくらはぎや足の甲をむくませているのが脂肪ではなくて、皮下組織の水分で血管内の血しょう成分となります。
むくみを引き起こす成分と慢性便秘でドロドロになる血液
血しょう成分は、ヘモグロピンなどと一緒に、酸素や栄養を全身の動脈を通って、様々な器官に運搬しています。
そして、色々な細胞で放出された二酸化炭素や老廃物などを静脈やリンパ管を通って心臓まで運ばれます。
この時、心臓のポンプ機能の働きが弱くなって血液の流れが停滞すると、手足などの末端にうっ滞しやすくなります。
その結果、血しょうが血管から皮下組織に浸み出してしまい、手足にむくみが現れます。
また、心臓はポンプ機能以外、特に足の筋肉の血液を心臓に押し戻す手助けをしています。
そのため、デスクワークで長時間、足など下半身を動かさなかったり、ずっと同じ姿勢を保ってると、重力で足がむくむことがあります。
また、頭部が低くなったまま寝てると、起きた時に顔がむくんでいることがありますが、これも重力のためです。
このように、むくみが起きる原因に、血液の流れが大きく関係しています。
しかし、慢性的な便秘の状態になっていると、大腸内に溜まっている便から発生する腐敗ガスや脂肪などの成分が、腸壁から血管いに吸収されて血液をドロドロにしてしまいます。
その結果、余計な成分まで混ざった血液が身体中に循環されることで、むくみの症状意外にも、口臭や体臭の原因となったり、皮下脂肪や内臓脂肪が溜まりやすい体質になってしまいます。
むくみが表れやすい状況と関連する便秘の種類
また、無理な食事制限ダイエットを行うなど栄養状態が悪くなると、代謝に必要な血液中のたんぱく質が減少して、浸透圧まで低下して、むくみや便秘になります。
必要以上に塩分やアルコールを取り過ぎた場合でも、浸透圧の関係でむくみやすくなることや体内の塩分濃度を調節して余計な塩分を排出させるカリウムという成分が不足することも原因となります。
このように、むくみの発生には血液の循環不良、筋肉の低下や栄養の低下などが影響していて、これらの状態は、慢性的な便秘に関連する部分が、かなり多いのです。
また、ホルモン分泌バランスが大きく変化する妊娠期間中は、慢性的な便秘になりやすいことに合わせて、身体がむくむことがあります。
しかし、妊娠中のむくみは妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)の疑いもあるので、身体のむくみを感じた妊婦さんは、すぐにでも産婦人科の医師に相談されてください。
さらに、心臓や筋肉などを動かすための自律神経の乱れによっても、むくみの症状は表れます。
そのような場合になると、弛緩(しかん)性便秘、直腸(ちょくちょう)性便秘だけではなく、自律神経のコントロール不良による痙攣(けいれん)性便秘になることがあります。
そして、内臓疾患が治癒しても、むくみや便秘が続く場合、ストレスによる自律神経失調などが考えれますから、根本的な原因を明らかにして改善していく必要があります。
このような、むくみと便秘の解消や予防に効果的なことは、十分な栄養と睡眠、定期的な運動、リラックス時間の充実など生活習慣を見直しでも、むくみと便秘の両方にはとても有効です。
世代別・女性特有の便秘原因と即効性のある解消法
赤ちゃんの便秘解消と予防
母乳、粉ミルク、離乳食の赤ちゃんの便秘原因や解消法について
子供の便秘解消と予防
幼児から小学生の子供に多い便秘原因や解消・予防法について
思春期の便秘解消と予防
大人の身体に変化する思春期の便秘原因や解消・予防法について
更年期の便秘解消と予防
ホルモン分泌の変化や更年期障害での便秘解消・予防法について
高齢者の便秘解消と予防
体内の水分や運動不足による高齢者の便秘や解消・予防法について
女性に便秘が多い理由と対処法
女性に便秘の方が多い理由と女性特有の生理、妊娠、出産との関連